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サービス内容

フィルムタイプの線量計を身につけ、一定期間が経過した後に研究所に送り被爆量を測定、お知らせするサービスです。日本国内でも放射線技師、放射線従事者など指定区域内で作業を行う労働者には使用が義務づけられています。

高レベルの汚染により重大な被曝が懸念される場所での使用には不向きですが、日常生活を送る中で一定量の外部被曝の可能性がある方、また不安を解消したい方のニーズにお応えします。

測定は米国原子力規制委員会および米国労働安全衛生局の基準に則り行われ、データは厳重に管理されます。

 

フィルムバッジ 被ばく線量測定

  • 測定値は外部被曝総量で表示されます。どの放射性物質による被曝かの詳細は確定出来ません。
  • 測定可能な放射線はβ線およびγ線です。(α線はカバーに遮断されるためフィルムには記録されません。)

 

サービスの流れ(参考例)
フィルムバッジ 被ばく線量測定

1.申込後A.E.I.L社よりキットが発送されます。
2.日本到着後、御社もしくは御社ご指定場所にキットをお送りします。
3.お客様に装着していただきます。
4.フィルムの使用期限終了前に交換用のフィルムが米国より発送されます。
5.フィルムが日本に到着しましたら、御社ご指定場所にフィルムをお送りいたします。
6.お客様ご自身でフィルムを交換していただき、使用済みのフィルムを御社、もしくは弊社指定の宛先にお送りいただきます。
7.使用済みフィルムを米国に返送後、解析を行いレポートをお送りします。解析には通常1週間程度がかかります。ご希望のお客様にはメールでレポートをお送りいたします。原本のお届けには1ヶ月程度お時間をいただきます。

サービス会社の詳細


会社名   ・・・ Atomic Energy Industrial Laboratories of the Southwest, Inc社(A.E.I.L)
会社設立 ・・・ 1960年
所在地   ・・・ テキサス州ヒューストン (米国)
事業内容 ・・・ 事業者向け放射線量測定、線量計の修理・校正
認可番号その他 ・・・ NVLAP 認定 (ISO/IEC 17025:2005)

*NVLAP認定とは ---
米国標準技術研究所( National Institute of Standards and Technology = NIST (ニスト))の認定事業者の資格である試験所認定プログラム(National Voluntary Laboratory Accreditation Program)です。

*放射線量測定はNRC(米国原子力規制委員会)およびOSHA(米国労働安全衛生局)の基準にのっとり行われています。

 

フィルムバッジ型線量計使用時の注意
  • フィルムを水に濡らさないようご注意下さい。(フィルムを濡らすと測定ができなくなります。)
  • 車内など高温になる場所に放置しないで下さい。
  • フィルム部分を強く押さないで下さい。
  • フィルムをバッジに入れる際には向きにご注意下さい。(フィルムが正しく入っていないと測定が出来ません)
  • フィルムの表面を引っかいたりしないようにしてください。
  • フィルムの破損により計測不可となった場合の返金はございません。

 

サービス料金(参考例)

対象人数
(申込み時人数)

測定頻度 6ヶ月間  12ヶ月間 
金額 1人辺り 金額 1人辺り
1 毎月測定の場合 - - ¥148,000 -
2ヶ月毎の測定の場合 ¥55,000 ¥55,000 ¥95,000 -
3ヶ月毎の測定の場合 ¥42,000 ¥42,000 ¥69,000 -
10 毎月測定の場合 - - ¥297,000 ¥29,700
2ヶ月毎の測定の場合 ¥121,000 ¥12,100 ¥219,000 ¥21,900
3ヶ月毎の測定の場合 ¥90,000 ¥9,000 ¥158,000 ¥15,800
50 毎月測定の場合 - - ¥824,000 ¥16,480
2ヶ月毎の測定の場合 ¥362,000 ¥7,240 ¥659,000 ¥13,180
3ヶ月毎の測定の場合 ¥273,000 ¥5,460 ¥482,000 ¥9,640

送料は1回・1個所の発送ごとに\1,000頂きます。

 

放射能漏れに伴い放出される放射性元素(参考)
CO-60 コバルト60 Co-60はコバルト(原子番号27、原子量58.9332の鉄族に属する金属元素)の人工放射性核種の一つである。γ線源として使用され、厚さや密度を計る工業用測定器、食品の殺菌、がんの放射線治療、および植物の品種改良等に広く利用されている。半減期は5.271年である。
I-131 ヨウ素131 原子番号53、原子量126.9の元素でハロゲン元素の一つ。元素記号I。自然界では海藻や海産動物中に主に有機化合物として存在する。ヨウ素は体内に摂取されると甲状腺に多く沈着するので、放射性ヨウ素が体内に摂取された場合には甲状腺被ばくに注意が必要である。
AM-241 アメリシウム241 Am-241。α放射体で半減期は432.2年、α崩壊してネプツニウム(Np)237となる。Am-241はPu-241のβ崩壊によって生成する。内部被ばくによる放射線毒性は極めて高いので注意が必要である。
CS-137 セシウム137 原子番号55セシウムの人工放射性核種で、半減期30.2年で壊変してBa-137になる際に、β線(最大:514keV)とγ線(662keV)を放出する。原子炉の廃棄物に含まれ、周辺環境の被ばく評価の対象として重要。
SR-90 ストロンチウム90 アルカリ土類元素、ストロンチウム(Sr)の放射性同位体。ベータ線を放出して崩壊する。物理的半減期28.79年。人体に摂取されると人体組織の骨に沈着する。

 

 

 

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